歯のメインテナンスについて その32
2017/11/21
再石灰化の主役はその食後20分後からの時間と、唾液になります。 唾液の中に豊富に含まれているカルシウムイオンとリン酸イオンが、溶け出した歯の表面に結晶を析出させることで再石灰化が起こります。 この時期に口の中にフッ素があ …
歯のメインテナンスについて その31
2017/11/20
先ほどのステファン曲線で、虫歯になるのが食後20分とお話ししましたが、再石灰化といって溶け出した歯が元に戻ろうとする修復の時間もあります。 脱灰が続いたのち、約20分後には臨界pHを超えて中性に戻っていきますが、この時が …
歯のメインテナンスについて その30
2017/11/18
ステファン曲線では、「臨界pH(pH5.5)」を超え、約2〜3分でpH4近くまで酸性になります。 その後、ゆっくりと酸性から中性に傾き、約20分後には臨界pHを超えて、約1時間で元のpHに戻ります。 よって、これにより食 …
歯のメインテナンスについて その29
2017/11/16
歯が脱灰し始めるpH5.5の値を「臨界pH」とも呼びます。この「臨界p H」を下回る酸性状態になることで歯は溶け始めます。 歯の表面からは、カルシウムイオンやリン酸イオンなどが溶け出すと言われています。 酸蝕症といわれる …
歯のメインテナンスについて その28
2017/11/15
このステファン曲線では、まず食後すぐにpHの値が大きく酸性に傾きます。 もともと口の中はp H6.8というほぼ中性の状態を保つようにしています。 歯の表面が溶け始めるpHは約5.5以下というように言われていますので、食後 …
歯のメインテナンスについて その27
2017/11/13
キシリトールの話が出ましたので、虫歯に関して少し専門的な話をもうひとつ。 歯の再石灰化に関して有名な理論が「ステファン曲線(ステファンカーブ)」というグラフです。 これは、飲食後の、歯の表面についている歯垢の中のpH濃度 …
歯のメインテナンスについて その26
2017/11/11
また、キシリトールは虫歯菌に取り込まれると、その虫歯菌の活動を抑制する、という効果もあるため、虫歯予防に効果的と言われています。 一方で、食べ過ぎによるお腹を壊す面もあり、また摂取していても歯磨きがしっかりとできていない …